梨の木沼のこと。

此処から数分の処に高校時代の同級生が住んでいた。そんなに仲が良いわけではなかったが何度かツーリングに出かけたり、八高線撮影の折、顔を出したことがあった。

その彼から当時聞いた話。この梨の木沼で冬になると地元の連中とスケートに興じたと。まぁ本格的なスケートというよりは雪遊びならぬ氷上遊びの類であったようだ。

ここいら辺りに撮影に来るようになって早や40年。道路が新しくなったり山の手入れがされなくなって久しい。この先の旧道はずうっと通行止めのままだし、たまに伐採が入り何かと思えば丸坊主にして太陽光発電のパネルが山を覆う。

それでも此処梨の木沼は当時とあまり変わることなく冬になると水を凍らせている。会わなくなって久しい友よ元気でいるか・・・。

2019年1月11日   八高線。

川の流れは冬の想い出色。

冬枯れの中、汽笛を鳴らしガタゴトと鉄橋を渡ってゆく。

川色はいくらかシルトの混ざるなんとも言えない感じ、丁度明科の三川合流のあたりの犀川のような色をしている。もうひと月もすると其の犀川の解禁だ。DDを見に来て松本の釣友の事を想い出した。尋ねてみようかなぁ久しぶりに・・・。

2019年1月11日   八高線。