まだ薄明前。

最近の車輛は窓ガラスがスモークになり中々窓灯りが外に漏れない。

その昔733Mの115系に揺られて新清水トンネルを抜けるとすぐに魚野川を渡る。

窓から漏れた灯りに綿帽子を被った沢山の河原の石を縫うようにかぼそい川の水が流れていたのを想い出す。

窓灯り・・旅情を感じる一瞬はそんな風に見えたのだけど今はもうあまり見る事が出来ないのかも。そもそも夜行列車自体が無いもんなぁ・・・。

2024年1月11日   上越線。

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