小雨降るミヤハマで想い出したこと。

たまたま時間調整で尋ねたミヤハマ界隈。AM定番から午後の用水脇、牛田・・・懐かしい気持ちで歩いてみる。そしてキヨシの実家の前も通ってみたりして。

レッドウォーリアーズのキヨシと暫しFBで会話をする。5月27日のコンサートに向けて東京入りしてリハーサルのようで、同じ雨を見ているようだ。彼と此処ミヤハマでゴナナを見つめて44年経つ、キヨシは小学生俺は中学生だったもんな。

お互いその後の人生は紆余曲折、もっともそれが当たり前だけれど、今日のキヨシの写真と言葉はなぜかわかるような気がする。

まるで天気の悪かったあの日にトライXで増感しなけりゃって感じでシャッターを切る。

たまには逢いたいねぇ。

 

 

2018年5月23日    東北本線。

またまた・・・。

越後線から信越本線は見附へ・・・撮影を終えまた越後線へ向かおうと信号待ちをしていたら前の車は・・・兄貴だ!。先々週も夕方野宿するので塩沢の原信に買い出しに言ったらバッタリ会って、先週は来迎寺のNさんにあさイチにお会いしてその後Nさんは兄貴に行き会ったそうで。

昔から兄弟別々の処で撮ることが鉄則でロケハンの楽しさや大切さをおしえてもらった訳で隣に三脚を立てるのは何年ぶりだろうかって具合。そうこうするうちにNさんも合流してこれまたびっくり。でも楽しかったなぁ。そのあとNさんには撮影ポイントを教えて頂き、ついて行ったら更にびっくりの場所だったりと、本当にありがとうございました。

そんでもって夜は兄貴と河原で野宿で一杯だったし。

 

お兄~~今日は「とき」は65番だっけ・・・

180だよ・・・えっ—

16の12番は・・・

165だよ・・・

いなほは485のボンネットだよ・・・

ゴハチの35番が8702に入るって・・・

 

以上、夜な夜な兄弟の妄想バカ会話の結果一升瓶が底をついた。

 

 

2018年5月11日     越後線。

 

晴れの陽に。

越後線へ行く途中石打インターを降りてちょっと1枚。やっぱり良いところだよ。但しネタものが走るときは行ってはいけない。あの殺伐とした雰囲気や直前乱入があるから近づかないのに越したことは無い。誰もいない中で撮るのが気持ち良いのよ。

 

2018年5月11日     上越線。

里山の春。

草刈りされた小高い丘には小さなお地蔵様。

集落を見下ろし、災いや疫病が入ってこないように見守っていらっしゃる。傍らでは農家の方が畑の手入れをしていなさる。見下ろした田んぼではたぶん連休で家族総出で田植えの真っ最中。

昼下がりの里山を眺め煙草をゆっくりと燻らす。

 

今回も六日町の友人と5日の上越線から始まり只見線、6日は越後線の撮影珍道中。5日の夜には六日町鉄の皆さんとも色々とお話しできてありがたかったです。アノラックとオーバーズボンに長靴・・・なぜか頭はリーゼント!大変失礼いたしました!!。

 

2018年5月6日     越後線。

シャクの花咲く頃。

山菜でもあるシャク、別名ヤマニンジン、新芽の頃茹でておひたしにしたりする。今は盛りを過ぎて採ることはできない。それでも葉っぱを手で揉むと独特の香りがする。来年まで待とう。

そんなシャクの咲く向うに70系色が通り過ぎる。

 

 

2018年5月6日     越後線。

 

代掻きの今を往く。

破間川に沿ってローカル線は行く。

川岸の根曲竹が前の年の枯れた笹の葉の下から顔をのぞかせている。

わらびも幼い赤子の結んだ手を広げ始めている。

「鉄道写真を撮りに来たの?。山菜取りに来たの?。」一緒に来た友がつぶやく。

 

春は駆け足で来て駆け足で去ってゆく、代掻きが終わればやがて青稲の季節、どうしたってワクワクするこの季節。やっぱり新潟県人の血が流れているのだと妙に自覚する。

 

2018年5月5日     只見線。