急行「能登」・・・石打の夜。

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1982年11月に上越新幹線が開通する。

 

在来線の栄華を誇った時代が終わろうとしている。

「とき」の全廃をはじめ、昼夜急行の統廃合が間もなく行われる。

能登もダイヤ改正後、信越回りとなり14系となる。

ロクヨンに牽かれるのももう少し。

 

石打駐泊所時代から脈々と国鉄の重要駅として、毎夜ホイッスルの音も高々に、東京と地方を

繋ぐ大切な結び目として機能してきた。

今日も「能登」が金沢から上野を目指す。

そう、裏日本から表へ。

 

上り列車の時代・・・。

高度経済成長を支えた人たち・・・。

 

 

時代が移り今年、ついに能登は定期運転を終了し、季節運転へと移行した。

 

 

——-能登終了に際し、かつての能登を偲び——–

1982年10月の上越線「能登」                  石打駅。   (マミヤプレス6×9)

 

とき、ボンネットでもう一枚。

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湯沢で30分停車があるのでゆっくり移動していつもの場所へ。

 

光線と木の按配からこの場所は好き嫌いがありそう。

個人的には、魚野川の様子と手前の木が好きなのだが・・・。

 

 

シールではない本物の新潟寄りヘッドマークを押さえようと思うと、この時間帯

撮れるところは限られるし、あまりに人の多いところは勘弁だし・・・。

 

 

結局此処は自分ひとり。

悠々と「とき」を見送ることが出来た。

 

また逢えるかなぁ。

 

 

2010年3月14日                越後湯沢~石打。

 

とき、ボンネットで。

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遠足はハレの日。

 

此処には約8名の同業者。

和やかな雰囲気の中、会話をする。

 

あっ来た来た!「とき」がやってきた。

いくつものシャッター音の中撮影するのは久しぶり。

たまにはそんな楽しみがあっても良いものだ。

 

 

やっぱり「とき」はかっこいい!。

ボンネットの「とき」を見たのは1982年以来、実に28年ぶりのことだった。

 

 

2010年3月14日                 越後中里~岩原スキー場前。