里山の春。

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昼下がり。

 

持ってきたお弁当を春風に吹かれながら頂く。

水筒のお茶は冷たくなり季節を感じる。

 

散り行く山の桜の花びらが時々背中で舞う。

ミツバチの羽音も忙しそうに。

 

かえるが鳴き出した。

季節が廻ってゆく・・・。

 

 

 

2013年4月15日                          八高線   竹沢~折原。

 

萌黄の秩父路。

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高みに立つと、鳥の声が思いのほか大きな音で谷に響き渡る。

風が渡ると梢のすれるキィキィという音も混ざり賑やかだ。

 

遠く風に乗って線路を跨ぐジョイント音も結構な大きさで聞こえる。

 

陽炎が立つ地に列車が通り過ぎる。

 

 

 

2013年4月13日           秩父鉄道   長瀞~野上。

秩父のデキが戻ってきた。

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3月の中旬からの三ヶ尻セメント工場の定期点検が終わり、デキたちも元気に本線に戻ってきた。

 

霜注意報が出た秩父の地。

季節が少し戻ったかのような朝だったが次第に気温も上がり

列車が来る頃には、ファインダーで覗くと陽炎がはっきりわかる。

 

赤デキが空の鉱石列車を武甲山の麓へ運んでゆく。

がんばれデキ。

 

 

2013年4月13日               秩父鉄道   長瀞~野上。

 

栃本の夕景。

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一里観音を頼りに遠く甲州や信州に旅立つ人、観音様のご加護で無事この栃元にたどり着いた人。

交錯する人々に関所の番人はどんな言葉を掛けたのだろう。

型どおりの手形改めだけではなかったらうれしいのだけれど。

 

夕暮れ間近、一人の老人が下の畑から上がってきた。

手には仕事の跡の泥が少し・・・。

 

「こんにちはお疲れ様です」

「はい こんにちは」

 

なぜかとてもうれしくなった。

今宵標高1000メートルの栃本広場で一献傾けよう。

暗くなり始めたつづら折の道をハンドルを捌き。

 

 

2013年4月4日                          秩父市旧大滝村栃本。

 

いずれダムの底・・・。

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ダムの建設に伴う付け替え道路からの一枚。

 

この景色が撮れるのはそのダムのおかげ・・・。

複雑な気がしました。

結局わがままなんだよね・・・。

 

 

2013年2月26日                      吾妻線   長野原草津口~川原湯温泉。

 

秩父路を。

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兎に角その昔、車やバイクで走り回ったところ。

 

作業用の林道はもちろん、廃道でも行ける所はどこへでも。

ガードレールが無ければ切り替えし20回でターンも出来る。

バイクだったら廃道でも。

 

今はそこまでやらないけど、長靴、スコップ、鋸で準備万端。

まぁその前に、本当に危険な場所の見極めは、色々な失敗を元に判断していますけど・・・。

 

 

 

2013年2月10日               秩父鉄道   長瀞~野上。