「今年は雨が多くて畑の豆は葉っぱばっかり育って・・・」
「畦の豆はいいんだども」
夏の陽が沈む前に畑の手入れに来たおじさん。
「農家はこればっかりはしょうがねぇすけ・・・」
モーターを唸らせ列車が通り過ぎる。
気が付くとブヨに刺されていた。
2009年8月26日 六日町~五日町。
「今年は雨が多くて畑の豆は葉っぱばっかり育って・・・」
「畦の豆はいいんだども」
夏の陽が沈む前に畑の手入れに来たおじさん。
「農家はこればっかりはしょうがねぇすけ・・・」
モーターを唸らせ列車が通り過ぎる。
気が付くとブヨに刺されていた。
2009年8月26日 六日町~五日町。
勾配を駆け下る。
もう降りるだけだよ。
サミットを越えループを回り鉄橋を跨ぎ越後湯沢までもう少し。
波の彼方に手を振るよ。
2009年8月26日 越後中里~岩原スキー場前。
長岡のカマ。
当時は高崎線でも沢山の長岡機関区の機関車を見ることが出来た。
写っているのはEF1520。EF16の改造を受けた後、元のEF15に戻ったうちの一両だ。
耐寒対雪仕様の面構えが関東の冬の低い日差しを浴びて、遠く上越国境に思いを馳せ
ひた走る。
待っていろよ雪や風!。
負けないぜ!。
1977年2月 大宮~宮原。
昼下がり。
汗が噴出してくる。でもなんだか気持ちいい。
さわやかな青春の汗・・・いやいや、加齢臭のオヤジ臭い汗だったりして・・・。
草いきれが匂うこの季節、太陽が肩に圧し掛かる。
唾を飲み込んだ。
2009年8月18日 石打~大沢。
コンテナが少なくとも、いつもと同じように貨物列車は走る。
申し訳なさそうに付いたコンテナは、誰の荷物。
いつ、何処へ何のために・・・。
支える人支えられる人。
ラヂオからは甲子園の熱闘が青春のその日を伝えている。
2009年8月18日 大沢~石打。
宮原駅に進入する「とき」。
この頃は写真左に大成建設の大きな工場があった。
ビルも少なく、畑や雑木林が僅かだが残っていた。
駅西が大きく変わるのにはまだかなりの年月が必要の頃。
1977年2月 大宮~宮原。
こんなものが写ってました。
武蔵野の面影が残る宮浜を行く配給電車。
まるで模型のようだ。
1978年2月 東大宮~蓮田。
急ぎ足かな・・・。
シャッターを押した。
雪が降りつづく。
1977年01月 長岡駅。
鉄橋を渡ってゆく。
月が見送り、星は迎える。
光跡が消えてしまえば穏やかな夏の夜。
一瞬の出来事、ひょっとしたら夢だったのか・・・。
2009年8月3日 土樽~越後中里。
歩廊の足跡は誰のもの、たぶんその中に自分の足跡も残っている。
「とき」を隣りのホームから撮った。
長靴はいてうろうろした自分が居る。
1977年1月 長岡駅。