伊那谷を抜けてゆく。 駒ケ根からだんだんと南下してゆく途中の一コマ。 大した場所ではないがなぜか好きで、その後もよく訪れた。 河岸段丘を上ったり下りたりする地形は、次の景色を見るまでドキドキするのがなんとも言えない。 野宿2日目の朝。 彼方の雲が上がり晴れ行く伊那谷、細長く小さい盆地を見下ろし列車は行く。 1981年7月 飯田線 伊那大島~山吹。