あの頃の八高線。

越生、明覚、小川町、竹沢、折原・・・想い出すだけでも素敵な景色の連続だった。

採石地から溜池のカーブ、小さなサミットからのストレート・・。今ではみんな撮れなくなってしまった撮影地・・・。

そういえば当時住んでいた大宮から越生の黒山三滝や金勝山の小川少年自然の家に自転車漕いでいったのは中学生の頃。サイクリングと称して通学用チャリの保安部品を外し軽量化を図り挑んだことが今となっては懐かしい。

鉄道写真を撮るようになっても目指したのはやっぱり彼の地域や秩父方面だったりする。結局自分の方位磁針はそっちにしか向かっていなかったようで今もって苦笑する。

秩父困民党甲大隊長新井周三郎の出身地は西ノ入だったりするし・・。

自分の中では秩父に向かう奥武蔵の地は今も昔も懐かしい風景そのままです。

1981年2月 ペンタ6×7 200mm

1982年9月 ペンタ6×7 55mm    

いずれも八高線。