暮れなずむ石打駅。

残光を巻機山に映し今日の陽が終わる。

静かになってしまった駅にもうすぐ灯りが燈る。

 

あんなに賑やかだったのに・・・あんなに・・・・・。

駅前の土産物屋にも民宿にも声は聞こえない。

 

何とかクルーズ・・金持ち列車が地域の活性化だぁ?。

ふざけるな。

年金ぶくれした一部のジジイとババアそれと成金か暇人しか乗れない

哀れな乗り物だよ。

決まったところに止まって決まった場所に行って、全部仕組まれた行程で、

もみ手した薄笑いの接客で満足する輩しか乗らないくだらない列車だよ。

 

 

のろまがいて、お調子者がいて、器用なやつがいて、機転が利く賢いやつもいる。

いろんなやつがいて楽しかったのに、最近は判を押したようなやつばかり。

 

 

日常の普通の列車の存続を考えないとだんだん尻つぼまりなる。

今の上越線の山越えの本数なんて只見線とどっこいだもんなぁ。

さらに拍車をかけて寂れるわけだよ。

 

 

 

目をつぶり耳をすませば、

スキーを抱えた沢山の人がガチャガチャいわせて降りてきた。

団体改札を抜けたところには民宿からの迎えの車がエンジンを掛けっぱなしにして

声を張り上げている・・・。

 

そんな日常が素敵だった。

 

 

 

 

2017年2月4日         上越線   石打駅。

 

 

 

 

荒川を渡る。

やっぱり秩父は盆地だよ。

沢山の河川を合わし荒川が貫流する。

山の上から見ると改めてよくわかる。

 

2月にしては暖かい陽気に誘われ暫くぶりに上がった山では

ちょうど間伐が行われていて、見たかった景色が広がっていた。

 

帰りしな初めて通った林道ではイノシシの罠がある旨の注意喚起の看板が

至る所にあった。イノシシ、ハクビシン、アナグマ等々。

幸い昼間なので何にも出会わなかったが。

 

今日は金尾峠や蓑山、釜伏峠に二本木峠と秩父を廻るのんびりドライブでした。

ちなみに今日の撮影は仕事用に導入したボディとレンズのテストを兼ねての

撮影でした・・・(人物もストロボも関係ないじゃん・・テストになるのかね)。

 

 

2017年2月17日       秩父鉄道   親鼻~上長瀞。

 

 

荒川橋梁を望む。

北条氏小田原攻めで戦場となった鉢形城。

荒川の河岸段丘の上に難攻不落を誇った名城も圧倒的に軍勢に勝る

上杉、前田、徳川などの連合軍に一か月の籠城の末、ついに開城となった。

今は土塁や堀、曲輪など復元されて城址公園となっている。

 

そんな公園を散策しながらの一枚。

しっかし花粉飛び始めたなぁ・・・。ハックショ~ン。

 

 

2017年2月17日      八高線   寄居~折原。

485系R編成と。

確か岩原で撮ったことを想い出した。

 

この485系R編成の運用も3月の改正で無くなるそうだ。

新潟にいた頃、見附のいつもの場所でたまに見かけた車両だった。

原色に比べたら奇抜な感じはしたが嫌いではなかった。

 

それともう一枚。こちらも485系で。

 

 

2010年1月27日      上越線   越後中里~岩原スキー場前。

 

 

駒子の見た景色は・・・。

言わずと知れた「雪国」執筆の宿、高半。

 

戦中、東京へ奉公に出て修業し「いっちょまえ」になった親父は、

同じ見附出身のおふくろと見合い結婚。

地元見附のつるやで結婚式を挙げ、所帯を持つ埼玉へ向かう途中

此処高半に泊まったと。

今の自分より遥かに若い親父とおふくろの新婚旅行だったようだ。

 

その時のモノクロ写真が残っている・・・。

 

俺は、しょうもない息子だけどもう54歳になりました。

親父が亡くなった歳まであと6年・・・・・。

 

色々ありました・・・墓場まで持っていかなければならない事もね。

 

こんな夜は静かに酒でも飲みたいなぁ・・・。

 

・・・・・昭和33年4月4日。

親父とおふくろの結婚記念日。

 

 

 

2017年2月2日       越後湯沢   高半旅館。

 

 

189系。

3日に湯沢の仕事が終わり帰ってから編集作業。

4日は朝から深谷で仕事、昼過ぎに終わり急いで関越に乗り

189撮影のちょっとタイトなスケジュールでした。

またまた魚沼の皆さんに情報等いただき撮影することが出来ました。

 

 

2017年2月4日     上越線   六日町~五日町。