荒川鉄橋を渡る。

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今や電化となった川越線。

 

あの頃は貨物もありキハ30などが活躍していた。

 

 

 

親父が健在の頃、釣りに何度か来た場所だ。

入院末期の頃、薬の副作用で意識が朦朧とする中ベッドの上でリールを巻き上げる所作をしていたとお袋が話してくれた。

元気じゃない親父を見るのが嫌で、あまり病院へは行かなかった自分。

 

 

 

なんでもない色々なところに想い出が散在している。

取り止めも無いことが懐かしくも切なく甦る。

 

 

小学校1年の時に引っ越した場所は川越線がサイドビューで見ることが出来る大好きな場所だった。

そして家の隣でひとり職人仕事を黙々とする親父が大好きだった。

 

 

天国で機械を回して時たま釣りをしているのかな・・・。

 

 

 

1981年2月               川越線   南古谷~指扇。