西山の棚田。

東の巻機や飯士そして言わずと知れた越後三山などの高山に比べて魚野川の西、十日町方面との境をなす八箇峠や栃窪峠そして十二峠を連ねる今で言う魚沼スカイラインが通る標高700メートル前後の尾根筋を地元の人は西山(にしやま)という。

新田が多い魚野川左岸の地、河川自体も少なく、どれも流程が短い。土地改良区の産物とも言われる。2011年7月ここいら一帯を襲った豪雨災害は大沢駅では線路まで土砂が入りその他西山側は路盤ごと線路架線が崩れたところもあった。右岸の岩盤地層と違い元々地すべり地形に近い地層構造も原因であったようだ。

この写真の奥に見える上越国際スキー場近くの小河川が氾濫し床上浸水そして青々とした田んぼには上流から流れてきた土砂や小石でいっぱいになったことを覚えている。

雪消えの早い今年。

まもなく田起こし、一年が始まる。どうか実りの秋を無事迎えられますよう・・。

2023年4月1日   上越線。

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