しぐれの季節が雪を呼んでいる・・・「ケ」の予感。

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一昨日昨日と地元の友人と撮影。

彼がつぶやく「これからの鉛色の空の季節は難儀だと・・・」。

住んでいる者にしか分からない。

偶にきて右往左往して雪は良いよねなんて言うのが悪いわけじゃない。

積極的に雪を楽しむことだって良いんだけど・・・。

鈴木牧之の北越雪譜が当時の江戸で大流行したところを見ると雪国の暮らしに対するイメージは、

今も昔も変わらないのかもしれない。

それでも此処へ立つと春までの暗澹たる「ケ]の連続の中でのささやかで密やかな時間を想う。

でも、したたかに力強く、粘り腰をもって生きてゆく彼らの未来は決して暗くなんかないのだ。

日々の中で笑顔を求め生きてゆく。

ほんの少し顔をゆがめる苦笑いの時もあるだろう。

そんな時は、「大丈夫」と肩をたたきに行きましょうか。

又寄らせてもらいます・・・。

2016年12月27日        上越線   塩沢~上越国際スキー場前。

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