「♪懐かしい人や街を訪ねて汽車を降りてみても・・・」
中学3年の1月、珍しく関東に雪の降った翌日、雪景色の両毛線が撮りたくて
ゴハチの牽く121レに乗って小山まで行き両毛線に乗り換え訪れた。
この跨線橋に来るのはそのとき以来だ。
大切な想い出は仕舞っておいた方が良いこともあるけど、勇気を持って出掛けることも必要。
そうじゃなかったら、今だからわかることすら見逃してしまいそうで。
もちろんすべてに言えることじゃないけれど。
朝日を浴びて、白銀に輝くスカ色の旧型国電たち・・・。
寒かったけれど銀箱に腰掛けて眺めた回りの景色はほんとにきれいだった。
稲穂輝く今の時、少しだけ汗をかいて電車が来るのを待った。
ちょっとだけ昔を想い出せた。
2012年9月2日 大平下~岩舟。