湯檜曽駅を見下ろして。 うろうろとしたのだろう。 前出の旧湯檜曽駅の周りはタイムスリップしたかのような不思議な空間だった。 「とき」が目の前を通り過ぎて、警戒音のこだまとともに駆け下りていった。 1980年8月 土合~湯檜曽。