小さな田んぼ。 山間の地では冬の陽は短い。 土地を起こし耕地とした先人の努力の跡。 小さな田んぼに冬の陽の影が早くも落ちる。 旧型国電ももう直ぐ無くなろうとしていた頃。 1981年2月 身延線 市ノ瀬~久那土。
身延の峠路。 富士川をさかのぼってくると、鰍沢口からは笛吹川となる。 もう少しで県境というところにいくつかあるサミットのひとつ。 この先はトンネルで峠を越える。 免許をまだ持たない高校3年の2月のこの頃、駅から歩くしか移動手段がなかった。 よく歩いたよなぁ。 一緒に行った仲間の一人は今も鉄している。 暫く会わないけれど元気かなぁ。 1981年2月 身延線 市ノ瀬~久那土。