赤い電気機関車。

魚沼行脚3日目の夕方、撮影が終わり撤収しようとすると懐かしい友人に会った。今日は帰路に着こうとする自分にその友人が言った。

「あしたこんな列車がありますよ・・・」

どうしようか迷ったがせっかくなので結局もう一泊する羽目に。宿屋へ戻ると飲み屋へ直行・・。

前日入れたばかりのボトルが減る減る、店員は苦笑い・・何してんだか・・・。

で、翌朝、赤い電機の絵です。

上越線で青い12系客車を撮影するのは8702ㇾ以来かも。もっとも赤い電機じゃなくて16と58だったんだけどね・・・っていつの話だぃ!。

2023年4月4日   上越線。

残雪の山々。

上越線に乗って景色を眺めるのだったら断然東側車窓に限る。

3月の終わり丁度今ぐらいの季節。特急ときの食堂車から眺めた景色は今も昔も変わらない。父親は何かをつまみにビールを飲んで旨そうに煙草を吸っていた。自分はハンバーグを食べたのだったが味は覚えていない。

唯、この景色は覚えている。確実に。

石打辺りから見る金城巻機・・六日町を過ぎると八海駒中の岳・・・。

その頃は名前は分からなかったがその形は覚えている。

今日はまぶたの裏の景色と一緒にいつもの六日町の飲み屋でビールを傾けよう。

2023年4月3日   上越線。

やっぱり岩原。

言わずと知れた上田富士。

改めてここいらへん好きだなぁ。親にスキーに連れてきてもらったりわらび狩り来たのは50年以上も前、最初に鉄に来てから45年になるもんなぁ・・・。

去年はオフロードバイクで舞子からドームに上がり奥添地に降りたんだっけ。

春の日差しに映る飯士山・・やっぱり岩原良いよなぁ。

2023年4月3日   上越線。

魚野川。

なんて素敵な川色だろうか。雪代も終息しつつある。

ここいら辺の季節の廻りは例年に比べ3週間から1カ月は早いのではないだろうか。

釣竿を持ってくればよかったかな・・。でもね釣券高いんだよね、日釣り券で2150円、年券だと9500円。シーズン中5日釣りするんだったら年券が得なのは分かるけど。お気軽にそうだ今日は釣りしようとしてコンビニで2150円は払えない。まして現場売り4150円はもはやぼったくり。今日だってここいら界隈釣り人なんか見かけなかったもんな。釣れない川、魚野川ならぬ魚無川と呼ばれて久しい。魚沼漁協さん、ちゃんと放流しているのかい数じゃなくてキロは適正かい。そういえば去年漁協職員による横領事件があったっけ。

まさか釣竿持たないで川に入って写真撮っても金払えなんて言い出さないよね・・・。

やっぱり眺めるだけにしておこう。魚野川。

2023年4月3日   上越線。

春の景色。

地元の人には見慣れた風景。

お分かりだろうか・・。

除雪され積まれた雪を重機で崩して雪が消えるのを早めている。そうしないと道路わきの田んぼの農作業が遅れてしまうから。此処も御多分に漏れず本来田んぼな訳で・・。

なんかオホーツクの流氷原みたいと思うのは自分だけだろうか・・。

2023年4月2日   只見線。

高田観桜会へ。

ローカル列車を待っていたのだけれど突然現れた7両編成の列車。

何だこりゃ・・。

後で調べてみると高田城址の桜を見に行く臨時列車だと分かった。

やっぱり編成が長いとかっこいいなぁ。

さて、後ろの低山に植えられている杉林、よく見ると先端部分が折れている木々の多いこと。近くに行ってみると幹が裂けるように折れ、斜面では根こそぎ倒れているものも多数。去年12月の柏崎から長岡にかけて豪雪の跡だと分かった。極めて短時間に湿気を多く含んだ降雪の影響はこんな形で爪痕を残していた。当時国道8号線の立ち往生を発生させ全国ニュースにもなったので覚えている方も多いのではないだろうか。

まっすぐに伸びた杉。先端から折れてしまったらどうなるのだろう。

帰りしな道々の脇には直径30センチに満たない細く切りそろえられた丸太がうずたかく積まれていた。

2023年4月2日   信越本線。

西山の棚田。

東の巻機や飯士そして言わずと知れた越後三山などの高山に比べて魚野川の西、十日町方面との境をなす八箇峠や栃窪峠そして十二峠を連ねる今で言う魚沼スカイラインが通る標高700メートル前後の尾根筋を地元の人は西山(にしやま)という。

新田が多い魚野川左岸の地、河川自体も少なく、どれも流程が短い。土地改良区の産物とも言われる。2011年7月ここいら一帯を襲った豪雨災害は大沢駅では線路まで土砂が入りその他西山側は路盤ごと線路架線が崩れたところもあった。右岸の岩盤地層と違い元々地すべり地形に近い地層構造も原因であったようだ。

この写真の奥に見える上越国際スキー場近くの小河川が氾濫し床上浸水そして青々とした田んぼには上流から流れてきた土砂や小石でいっぱいになったことを覚えている。

雪消えの早い今年。

まもなく田起こし、一年が始まる。どうか実りの秋を無事迎えられますよう・・。

2023年4月1日   上越線。