西の空に残り陽。 薄い雲で日差しが弱まる。なぜか今日の夕暮れはかえってこんな陽がありがたい。 カンカン照りの夕日が山陰に沈むと陰が遠くまで伸びてゆくのを見たくない・・そんな気持ち。闇に包まれた山のスカイラインが空の境に飲み込まれてゆくのも今日は見なくて済みそうだ。巻機を望むいつもの場所でひとり静かに飲む酒はそんな夜が良いから・・・。 2018年8月19日 只見線。