三俣の宿を過ぎ芝原峠を越えると、やっと湯沢の宿。温泉もあり、峠越えの人々も一息ついたことだろう。
さて、次の関の宿へは、赤坂の難所が待っている。
三国越えの後の赤坂の峠は、さぞ難儀であったであろう。
踏み切りの向こうには、子の権現。
足腰の神様、峠越えの人々に災い無きよう、お守りください。
新しくなった国道17号。
今でも、リゾートマンションの脇を、登坂車線に喘ぎトラックは黒煙を吐く。
乗用車は、追い越し車線を、ものともせずに駆け上がる。
そんな傍らに、峠越えの使命を終えた道。そして踏切。
貨物列車が通り過ぎる。
2010年8月3日 越後湯沢~石打。