旅立ちの乗り場・・・。 暮れのあの日、誰もが故郷へと。 都会の雑踏から背中を押されるように・・・。 いや、狭いアパートの汗にまみれたその世界から。 何かを隠し、それでも胸を張り・・・・・・。 自分は帰る・・・ふるさとに。 そう、故郷に・・・・・。 1980年頃 青森駅。 帰るところが、あることを、あることをを・・・、始めて知り、涙する・・・・・。