秩父路、快晴。 台風一過。 切れ切れになった葉や数え切れないぐらいの小枝が山道のいたるところに散在している。 そして風倒木を跨ぎ此処へ起つ。 荒川は昨日の雨でまだ茶色く濁っている。 雲ひとつ無い空の下、その境たる遠い山の尾根を何度も何度も眼で追う。 昔歩いたあの峰々を・・・。 胡桃を拾い帰路につく。 2013年9月17日 秩父鉄道 親鼻~上長瀞。