先日、熊谷から東京へ。
熊谷では一面の霜、もちろん東京は晴れていた。
スキーが盛んな頃、上野へと向かう満員の鈍行列車の中、
お互いの感情が決して穏やかではない車内でのこと。
分水嶺のトンネルを越え、暗澹たる景色から青空の下へ
さらされた瞬間、さっきまでの一体感のない車内に
陽の光が射し込み歓声が上がった。
人の気持ちは案外そんなものかなと思った。
しかめっ面していた自分が恥ずかしくなった。
16歳の頃。
今更ながら東京の空もまんざら捨てたもんじゃない。
なんて思った。
先日、熊谷から東京へ。
熊谷では一面の霜、もちろん東京は晴れていた。
スキーが盛んな頃、上野へと向かう満員の鈍行列車の中、
お互いの感情が決して穏やかではない車内でのこと。
分水嶺のトンネルを越え、暗澹たる景色から青空の下へ
さらされた瞬間、さっきまでの一体感のない車内に
陽の光が射し込み歓声が上がった。
人の気持ちは案外そんなものかなと思った。
しかめっ面していた自分が恥ずかしくなった。
16歳の頃。
今更ながら東京の空もまんざら捨てたもんじゃない。
なんて思った。