想い出の地。

大好きだった場所・・・。

サイロもろとも跡形も無くなってしまった農家。形のいいカラマツ林も無くなってしまった。赤い屋根の小さな作業小屋もみんな消えていた。

コントラクター全盛の今、35年前に4×5や8×10で撮った景色が今有る訳もないのは分かっていたが、営農集団による当時より更に大型機械での耕作には唯々びっくりするものがあった。調べてみると丁度あの頃が転換点であったようでなるほどギリギリの風景であったようだ。

此処界隈は本当によく通った・・・春の芽吹き、夏の緑、短い秋の陽、冬の雪原・・・。女房になった彼女に見せたくて新婚旅行で立ち寄ったこともあったっけ・・・。

たぶん、いや、絶対にまた来るよ大好きな地。どんなに変わろうともまた新しい開拓地を目指してハンドル捌きアクセル踏んで。

2019年7月   十勝管内。

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