まだ夜の空けきらぬ雨上がりの長岡駅。
この年の春だったか夏の鉄道ダイヤ情報の表紙は、越後湯沢~岩原スキー場前の181系「とき」。
上越線の撮影地ガイドやダイヤが載っていた。
ゴナナが地元大宮工場で次々解体されてゆく中で、次の撮影対象を模索していたのだろう。
上越の181系・EF15・EF16・そして70系そして吾妻、両毛の旧国さらに青梅のED16。
当時大宮に住んでいた自分の守備範囲はそんなところだった。
で、初めての遠征は上越線。
733Mで長岡へ。駅撮りの後、親戚の家に。
何日か後、帰りしな、兄と合流し初めての石打バルブ。
また、毛登沢鉄橋に行ったり岩原へも。
まさに鮮烈な上越デビューだった。
てな訳で、暫らく上越線をアップしてゆきます。
115系の普通夜行。 宮原から暫らくはは酔っ払いのサラリーマンの酒臭さに閉口し、高崎で長時間停車の後、谷川岳に向かうクライマーを水上、土合駅で降ろし、ガラガラになったボックス席で、L字になり国境を越える。ウトウトするとやがて終点長岡。
着いたら早速、70系原型窓のお出まし。
さぁ、はじまりはじまりぃ!。
1976年8月 長岡駅。