821Mが特急退避でいつものようにポイントを渡り3番線に着く。
上り1番には、ゴハチのオールグリーン。
カメラ片手の通学の一枚。
しかし、懐かしいなぁ。
熊谷ってこんな駅だったんだよね。
1979年12月 熊谷駅。
821Mが特急退避でいつものようにポイントを渡り3番線に着く。
上り1番には、ゴハチのオールグリーン。
カメラ片手の通学の一枚。
しかし、懐かしいなぁ。
熊谷ってこんな駅だったんだよね。
1979年12月 熊谷駅。
宮浜に空っ風が吹く季節。
田んぼの色が、冬の始まりを教えてくれる。
北風は、夜行列車も一緒に連れてくる。
1979年12月 蓮田~東大宮。
黒谷を過ぎて暫らく行くと、荒川の対岸へと渡る新しい道が出来ていた。
「あっ、橋が見える・・・」
「下に降りられるかなぁ」
夕陽を浴びて電車がやってきた。
みんなで川の音と列車が過ぎる音を聞いて。
秋の陽はつるべおとし。
帰りの道は、バイクのライトをつけて。
1979年11月 黒谷~大野原。
FXに乗る彼の父親は秩父鉄道の保線の仕事をしていた。
ダイヤをコピーさせてもらって、いざ。
鉄道写真には縁の無い彼に頼んで、沿線を案内してもらった。
気づくとCBやKH、なんだかツーリングの様でもあった。
あっそういえば、XLやXT、DTもいたな、しまいには、ダックス、パッソーラなんかも・・・。
いろんな機会にいろんな奴らと。
1979年11月 浦山口~武州中川。
学校の1限だけ出て早退。
熊谷駅の手荷物預かり所で銀箱と三脚を受け取り、高崎線、上越線と乗り継ぎ
此処大沢へ。
ゴハチのオールグリーンを撮りに来たのだけれど肝心のカットは・・・。
各停を乗り継ぎ大宮の家に着いたのは10時ぐらいだったような。
1979年11月 塩沢~大沢。
今なら、たくさんのシャツター音がするのだろう。
さしずめ北斗星が北を目指す時間の頃では・・。
一緒に撮ったリバーサルはもちろん黄金色だった。
1979年11月 東大宮~蓮田。
新幹線の車窓から見た、普段見慣れない電車や機関車。
そして琴電・・。四国のキハ、山陰へ旅立つ列車たち・・・。
大原美術館、鳴門の渦潮、金閣寺・・・、も見たけどね。
やっぱり〝シロクニ〟でしょう。
以上修学旅行報告終わります。
1979年11月 梅小路。
犬が吠えていたな。
今思い出すとそんなこと。
貯木場の匂いも。
1979年10月 湯檜曽~水上。
今日一日が終わりだと
西の空がため息付いた
家路を急ぐ人の波
安らぎたちがお出迎え
ささやかだから愛しくて ささやかだから大好きで
笑うことが泣くことが
悩むことが生きることが・・・。
川辺に立ち残照を・・・。
川面に憂い、空を見上げる。
今日の終わりを雲が告げる。
2010年5月24日 塩沢地内。
背中の山がゴウと鳴く。
冬の枝を切る高音ではなく、初夏の葉ずれの〝ゴウ〟。
風が止むと谷渡りの一声。
日陰のふきのとうは芽吹いたばかりなのに。
はくたかの羽音が田んぼの水の上を渡って聞こえてくる。
2010年5月15日 石打~大沢。