鉄橋の向こう。

権現堂山から続く稜線の向こうは黒又川流域のはず。足繁く通った銀山へと続くシルバーラインのナキ沢出口は更に上流となる。

奥只見ダム建設当時、福島と新潟の水利権問題で幻と消えた黒又分流案。鉄道と全然関係ないんなことを考えながら待っていると列車がやってきた。

そういえば只見線大白川から只見への線路も252号線の六十里越トンネルも此処旧新潟3区が地元の国会議員がいたおかげな訳で・・・。

2021年4月22日   只見線。

魚野川。

魚野川の川色がなんて素敵なことか。この時間になると少し雪代も入り始めたが見下ろす川の透明度が素晴らしい。

残念釣竿は持ってこなかった・・。鉄に専念しているわけで二足のわらじとするには今の上越線は昔と比べたら思いっきりローカル線になってしまって時間の余裕は無かったりもする。でも、そんなのんびりと撮影できるから色々と構図を考えたりもできるわけで・・・。

でもやっぱり川底の石や流れを眼で追いルアーを流すイメージを何度もしてしまう自分が居たりもするわけで・・・。

2021年4月22日   上越線。

春の日差しを浴びて。

朝もやが上がるとそれは素敵な春の日差し。少しずつ木々が薄い黄緑色に染まってゆく。

此処にこうしているだけで幸せな気分になる。

昨日だったか駅構内での鉄トラブルがニュースになっていた。残念なことだ。

臨時列車やイベント列車に踊らされることなく静かにこんな場所で撮影していたらそんなことにならなかったのでは・・・。所詮、撮影場所なんて趣味の問題と言われればそれまでだがね・・・。

込み合う撮影場所には無縁のスタイルが幸せな気分になる訳で・・・。

2021年4月22日   只見線。