大切な僕の好きな風景に寄せて。

どうしようもない時に想い出すのは・・・20数年ぶりに2009年鉄道写真復活の時の風景。4月に上越線は岩原の大カーブに向かったのだが、ふとその時に昔を思い出して此処まで上がってきたのだった。

変わらない岩原、素敵なオメガカーブは健在だった。

新潟に住んでいる頃の2度の大きな地震、又その後の水害を目の当たりにして、そして関東に戻ってきてすぐの原発が吹き飛んだ更なる大きな地震。そして現在・・・。

今日話をした友人が言っていた「明日の来ない日は無いよ」そりゃそうだよな。

明日を信じて次行ってみよう!。

てなわけで時間もあることなので2009年からの鉄道写真をもう一度ひっくり返しています。見ていただけそうなものを折に触れアップしようと思います。改めて駄作珍作お付き合いのほどよろしくお願いします。

2009年6月   上越線。

山懐に春が来た。

長閑な時間が流れてゆくよ・・・。

ゆっくり過ぎる時間はことさら素敵だ。道端に腰を下ろして列車を待つと地面の温もりすら季節を感じる。誰もいない独りの時間がめくるめく。

おばあさんも野良仕事の合間に腰を伸ばして列車を見送っていた・・・。

2020年4月17日   只見線。

銀山は荒沢岳を望み。

あの峰の麓にある銀山湖に通った時期がありレイクトローリングに夢中になっていたことを想い出します。当時定宿だった村杉は去年をもって宿を閉めました。

ここ数年は釣竿を持たず村杉に行くのが楽しみだったのに本当に残念です。ご主人と毎夜ビールを飲みながらの色々な話をするのが楽しみでした。

此処から見上げる荒沢岳も大きく翼を広げています。ボートを出して船着き場辺りから見たあの岩壁を想い出します。

2020年4月16日   只見線。

雲湧く越後三山。

左から駒ヶ岳、中ノ岳、八海山。残念だが雲がかかってしまった。それでもたおやかな峰々はいつ見ても素晴らしい。遠くのキハは音もなく通り過ぎていく。

実はここの俯瞰、今回ロケハンしていて見つけた場所、とは言ってもあっけなくたどり着いてしまった意外な場所でした。

2020年4月16日   只見線。