表の景色。

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幼い頃、今は亡き父と、『とき』の車窓から眺めた景色。

暫らくして、車窓の逆から列車を撮影するようになった。

ケーブルの規則正しい運動は眼を右から左。左から右。
その合間に見た景色は、結構覚えていた。

連続運動と一瞬の景色。

今、堰堤と、鉄橋の間には高速道路が走っている。
時代の流れを感じる。

原風景とはいったい。

8月になると父の十七回忌だ。

1977年8月上越線・毛登沢鉄橋の『とき』