EF57・125レ・宮浜。

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デッキに人が乗っている。

 

この頃、東北線の客車列車にゴナナが充当すると、客車が満員でないにも関わらず

デッキに乗る輩が居た。

撮影する側としては当時は邪魔な存在だったが、今となってはなんとも勇気がいる

そして素晴らしい時代であったか。

今の時代であれば鉄道警察隊や学校のPTA問題にもなりえる事であったろう。

 

国鉄からJRになった今にち、デッキに乗っていた彼ら彼女らは古き良き思い出として

あのときの情景を思い出すことがあるのだろうか。

 

去来する想いが、撮る側と撮られた側で時代を超えて交わりあうのだろうか。

 

 

今の時代。どうか振動に振り落とされぬよう。

お互いに・・・。

 

 

1976年3月                                                                         東大宮~蓮田。

とき・181系・大宮駅。

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大宮駅4番線に停車する「とき」。

 

151系からの改造車であるのは、彼のタイフォンの形状からも明らかだ。

スカートこそ短くなってしまったが、「こだま型」を引き継ぐ正真正銘、正統派ボンネット特急。

 

ヘッドマークと、サボ。

「とき」のヘッドマークには国鉄唯一、漢字のフリガナが使われていたのも懐かしい。

 

1976年3月 大宮駅。

1976年5月 大宮駅。

EF57・大宮駅・荷48レ。

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天気が良くなかった日だと記憶している。

それにしても三脚を使っているのに、絞りが浅い。

ピンの置き方も・・・。

つまり、被写界深度の意味が解っていなかったのだ。

 

案の定、現像したネガを見た兄貴から、駄目出しをもらったのを覚えている。

 

重連だったのに・・・。

それにしても、駅のホームには誰もいない。

 

1976年3月 大宮駅。