何度野宿したことか。ここ数年は熊の出没も多くご無沙汰だが、何度来ても川はきれいだし鉄橋を眺めるのには素敵な場所であることに変わりない。
松川ループを降りてきた2両編成がほんの少し雪を巻き上げ下って行った。
2023年12月28日 上越線。
何度野宿したことか。ここ数年は熊の出没も多くご無沙汰だが、何度来ても川はきれいだし鉄橋を眺めるのには素敵な場所であることに変わりない。
松川ループを降りてきた2両編成がほんの少し雪を巻き上げ下って行った。
2023年12月28日 上越線。
ツボ足で行けるかと道路から雪に埋まった農道へ一歩踏み込む。
ダメだこりゃ・・カンジキ履かなきゃ。僅か数百メートルなのに息が切れる。
動物の足跡すらない雪面、一番乗りみたいで気持良い。
2023年12月26日 上越線。
予想通りのハレの朝。
積雪は30センチぐらいか、まだ田んぼの余韻が残るぐらいだからそんなものだと思う。
今年の雪はどんな降り方をするのか、暖冬といわれるがこればかりは予想がつかない。
2023年12月26日 上越線。
本格的に雪景色になるのにはもう少し。今日は霜が降りて寒い朝。
学生たちの通学のために親御さんが駅まで車で送ってくると次々に踵を返すようにハンドルを捌き帰ってゆく。
列車が入ってきた。
車が駅の傍に滑り込む。
「はやく!はやく!」彼女の声が聞こえる。
車の扉をバタンと閉めて駆け足。
「気を付けてなぁ~・・・」
送ってきた父親に後ろ手に小さく手を振る。
濃い朝霧の中、列車が発車してゆく。
安堵したかのようにお父さんは踵を返すでもなく車の中から霧の列車を見送っていた。
2019年12月 只見線。
一昨日行ってみたら柿の木と石仏が・・。
時間が過ぎればねしょうがないよね・・・。
2010年12月 上越線。
オメガカーブに朝日が差し込む。
刈り入れの終わった田んぼにはびっしりと霜が降りている。
此処、岩原の景色はまもなくすると一面の銀世界になる。
冬の始まりの僅かな時間・・そう、冬の入り口の景色は素敵だ。
かじかんだ手に息を吹きかける・・・。
2023年12月3日 上越線。
あの頃、自分の車で出かけることがとにかく楽しかった・・
勤労感謝の祝日に絡めて有給休暇を取り通った飯田線。
野宿が当たり前のあの頃。線路近くの空き地なんかで朝晩レトルトや缶詰の食事も楽しかった。当時はコンビニなんかも少なかった時代だったし・・。夜になると狭い車の中や鉄橋下のテント、満点の星空の下では気持ちが昂り飲みすぎたりもした・・。
今日は大田切、七久保から高遠原、夜は飯田駅バルブ、時又そして天竜峡。明日は平岡・・・。
そして、めぼしをつけていた俯瞰場所。国土地理院5万分の1の地図を頼りに幅員1.5m~2.5mの道路に果敢に挑みガードレールも無い山道を登ること数キロ、更に道なき尾根を藪をかき分け登ると・・この景色!!。
あの頃何度も訪れた地であったが今はどうなっているのだろう。
11月の今の季節になると想い出す。新雪を頂いた宝剣を始めとする木曽山脈、そして眼下には諏訪湖から始まる天竜川の流れを・・・。
1982年11月 飯田線。
たぶんブローニを使い始めてすぐの頃の撮影だった様な。
あの頃のリバーサルは緑カブリがひどくて・・でもそれが、らしいと言えばらしかったような気もする。少しだけ直してみたけれど・・。
EF16はもうすぐ引退、ロクヨンの1000番台が入る僅かな時間ロクヨン一般型が運用に入っていた頃。
1980年7月 上越線。
黒斑山成層火山、仏岩火山の楯状火山、前掛山の成層火山、現在火口のある釜山の成層火山。複合火山で有名な浅間山。今でも時々噴火のあるこの山は新生代第四紀の火山であるわけで・・。
歴史的に有名な鎌原火砕流は僅か240年前に起こったこと、長い地質時代からすると極々最近な訳であるらしい。
襞はそんなことを教えているのかも・・・。
2023年11月14日 なぜか群馬県なのに北軽井沢界隈。
陽が少しづつ傾いて来た。
ガサゴソ山の中から出てこられてはかなわない。
もう少し居たいのだけれど・・・。
2023年11月8日 水上界隈。