スイッチバックと雨の重連。

197909_2_006_2sinetu.jpg

197909_2_002_2sinetu.jpg

関山だったか二本木だったか失念したのだけれど・・・。

 

スイッチバックなので、何度も同じ列車が撮影できる。そんな風な思い出しかない。

ロクニの重連の荷物列車。

 

197909_2_001_2sinetu.jpg

長閑な単線を列車が行く。

見送れば雨に濡れて。

 

明日は晴れるかなぁ。

 

 

1979年9月                         信越線内。

 

日本海・・・雨の海辺から。

197909_1_002_3kujiranami.jpg

197909_1_003_2kujiranami.jpg

仙台から帰ってきてすぐに2学期が始まり、9月の祝日に絡んだ連休に、またまた先生と撮影に

出た。

日本海縦貫から信越線を廻る。

 

三国峠を越え、長岡を経由して遠路はるばる車に乗せてもらい。もちろんあの頃は

高速道路はなかったわけで・・・。

 

雨のそぼ降る中、海岸に降り立ち波間で。

どんよりとした空がある意味日本海っぽくて。

 

今日は、この先妙高まで。

 

 

1979年9月                  鯨波~青海川。

 

仙台駅で583が来るまで。

197908_4_002_2sendai.jpg

197908_4_001_2sendai.jpg

短かった杜の都での数日間。

 

列車を待つあいだ暫し駅スナップ。

ローカルと幹線が同居する・・そんな感じの仙台でした。

 

583ひばりに乗って帰ります。

先生ありがとうございました。

 

 

1979年8月                     仙台駅。

 

こっちじゃないよあっちだよ。

2010 04 18_0056_2.jpg

列車に乗ると右か左かは重要。

 

指定席券を買っておいて、実は自由席に並んだりする。

隣の席を含め、室内の雰囲気が悪ければ選択肢があるから。

 

それにしても今日は左でしょう。

 

 

2010年4月18日                  大沢~上越国際スキー場前。

 

車窓から横眼で。

2010 04 18_0004_2.jpg

乗客は魚野川から東山の扇状地を見、遠く輝く越後三山に眼を見張るであろう。

 

30数年前、父と一緒に「とき」の食堂車の大きな窓から見たあの景色だ。

小刻みに揺れるテーブルで食べたハンバーグの味は今でも覚えている。

楽しいとおいしいと素適と。

 

春のぽっかり雲が日なたと日陰を交互に造る。

列車はものともせず矢のように射して行く。

 

 

2010年4月18日                   大沢~石打。

 

国境の鉄橋。

2010 04 18_0042_2.jpg

カンジキを履いたあの季節がうそのよう。

すべてが冬眠から覚めたかのよう。

 

岩魚が走った。眼にも止まらぬ速さで。

大丈夫。竿は持ってないよ。

 

電車が鉄橋を渡ってしまうと水の音。

 

 

2010年4月18日                  土樽~越後中里。

&nbs;

春には散歩を。

2010 04 18_0040_2.jpg

車を止めて歩いてみよう。

 

地元のお母さんと挨拶をし今日の晴れの陽をにこやかに。

 

雪が消え待ちに待った春の陽。

軒先では、タイヤの履き替えに忙しい。

田んぼもトラクターが入り田起こし。

冬のあいだ出来なかった囲炉端会議もそこかしこで。

 

 

まもなく桜も・・・。そんないっときのしあわせ。

 

 

2010年4月18日                   塩沢~上越国際スキー場前。

 

春遠からじ。

2010 04 07_0003_2.jpg

残雪の地に梅咲く。

 

冷たい雨の中、いつものように列車は過ぎる。

暖かくなることに戸惑いを感じ、梅の木は雨を享ける。

 

ひと雨毎に、散り際に心を刻み。

新生なった機関車の風を受け。

 

 

2010年4月7日                        石打~越後湯沢。

 

松島で。

197908_3_005_3sendai.jpg

197908_3_006_3sendai.jpg

行く前から海を入れての写真が撮りたかった。

うわさに聞く日本三景の松島だもの・・。

ところが事前情報が乏しいわけで、しかもはじめての線区。

なかなかよいところが見つからない。

 

上の写真は漁港の近く、牡蠣の殻が沢山あり汐臭かったこと・・、下の写真は海に突き出した岩に

無理やり登って撮ったもの。

 

一番の思い出は、風呂に何日も入らないで駅寝を繰り返す鉄ちゃんに出会ったこと。

夏の日に一週間も風呂に入らない・・・。

距離は縮まりませんでした?。

 

 

1979年8月                    陸前富山~陸前大塚。