単機行く。

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崖を覗くと高い。

 

川風が落ち葉を舞い上げる。

 

右のほうからカタカタカタ。

もうすぐ鉄橋の上をゴウゴウゴウ。

 

北関東のカマが似たような空っ風吹くクラへ帰ってゆく。

 

 

雪をおみやげに。

 

 

1980年2月              津久田~岩本。

 

新雪か・・・。

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9連からすると新雪か何か・・・。

 

この時期の上州路は流れ雲が多く、この写真も列車には陽が当たっているが、

後ろの山は雲にかかってしまった。

 

手前の集落の家の屋根を見ると、前項の115の時間に比べ、雪が少なくなっているのが判る。

そんなことはこの写真を撮っているときは気が付きもしなかった。

 

棚下に雪が降るのは、前日の冬型が強かった証。

これでは水上あたりは雪かもしれない。

 

 

1980年2月                    津久田~岩本。

 

棚下へ向かう115。

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やっぱりこのぐらい編成が長いと絵になる。

 

2両や3両はそれはそれでローカルムードといえば絵になるのだが、

編成が長いと重量感が違ってくる。

 

手前は、まだ日が射さず寒い。

利根川の川風が崖を伝って吹いてくる。

 

確かこの構図は、コンクリ吹き付け前の工事中の法面に登って撮ったのでは記憶している。

 

 

1980年2月                         津久田~岩本。

 

津久田に721Mで。

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宮原から一番電車に乗り継いで津久田。

 

70系から置き換えとなった115系も寒冷地仕様の1000番台が幅を利かせる様になった頃。

前日に新前橋でマルヨした下りの821Mもまだ雪を付けていた。

上りの電車も国境を越えてきたのだろう足回りに雪を付けてちょうど交換。

 

昨日今日と冬型が強かったのだろう。

 

上州名物からっかぜに吹かれ今日の撮影が始まろうとしている。

そんな朝。

 

 

1980年2月                    津久田駅。

 

線路を渡って。

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前項の写真から雪の線路を渡ってこちら側へ。

雪の壁でなかなか撮るところがなく、結局へばりつき。

 

今考えると、カーブの手前、しかも雪で音はかき消される。

ヒヤヒヤものだったりして。

 

 

1980年1月                   塩沢~大沢。

 

線路脇を唐辛子入り長靴で。

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後の家々は今も変わることなく健在の様だ。

 

すぐ横をスキーヤーがいたように記憶している。

ちょうど上越国際スキー場のあたりは、ゲレンデがそんな感じではなかったか。

 

 

しもやけの足を毎晩お風呂で揉み解す。

出かけるとなれば、唐辛子をボアの長靴に入れて。

あの頃、カッコなんか気にしなかったなぁ。

 

 

1980年1月                 塩沢~大沢。

 

川越線のキハと。

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こんなのも撮っていた。

 

今では埼京線なんて呼ばれているが、この頃はもちろん非電化。

キハ30、35、36・・・。

隣りの高崎線の下りは、15の牽く貨物、トラが付いていたり・・・。

 

雪が残る大宮は大成橋で。

 

 

1980年1月            日進~大宮。