冬の秩父の色。

冬が来ると秩父の景色を想い出す。

遠く西の空に奥武蔵の低山を望み頭一つ抜きんでた武甲山を確認する。更に向こうには両神山から連なる武信国境の山々。

バイクに機材を積んて゛その山懐である秩父の盆地へと足を踏み入れると、関東とは違うキンとした空気に触れることができる。

其の余韻は、今も昔も変わらない。

1979年1月   秩父鉄道。

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