金尾峠から。

通っていた熊谷の高校には県北はゆうに及ばず秩父からも結構な数の生徒が通っていた。ある時、長瀞から来ていた同じクラスの彼から金尾峠越えの道を教わった。バイク乗りの彼は秩父はもちろん寄居に抜ける間道もよく知っていた。

自分は言うと・・「秩父鉄道が見えるじゃん」、てなわけでその後何度となく当時住んでいた大宮からバイクで通うことになったわけです。当時の道は一車線の狭い道で通る車もほとんどなく道路脇に三脚を立てのんびりと撮影が出来ました。もちろんその頃はデキを撮る人はほとんどいなく何時行っても自分だけ・・そんな感じでした。この道路、今は国道140号の長瀞方面への迂回路となり道幅も2車線、トラックや乗用車がひっきりなしに通る幹線道路です。

そしてこの構図ですが現在は手前の木々が伸びまったく見えません。40年も経てば当たり前ですよね。そういえばこのあたり今は近くの金尾山つつじ園からの俯瞰で有名のようですが自分はというとやはり荒川を入れたこの頃の雰囲気がお気に入りでした。

マミヤC220 105mm

1980年11月(たしか11月14は県民の日でお休みでした)   秩父鉄道。

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