只見川に沿って。

瀬からトロ場へと向かう此処。木から落ちた少し大きめの昆虫・・蝉のようだが・・。暫くすると魚が飛び出してきた。

波紋が落ち着くと何事もなかったかのようにまた深いトロの色に戻ってしまった。

キハがエンジンの唸りを上げて鉄橋を渡り通り過ぎて行く。

そしてまた何事もなかったかのように深い緑色を残して。

ミソサザイだろうか・・・初夏から夏への季節の移り変わりを歌っているかのような忙しい声を後にして岸辺へと戻った。

2020年6月10日   只見線。

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