浅草岳は雲の中。

時雨の時のように雲がいくつも通りすぎる。パラパラと小さな雨を落としたかと思ったら冷たい風が吹き、そうかと思えば秋の名残の日差しが降り注ぐ。

関東人からすると秋から冬は晴れるもの、越後の人は時雨からやがて白い濛々とした季節の予感を感じる今日この頃。

それでもハレを願う気持ちはケを受け入れているからこそなのかもしれない。

列車が来る・・日差しが奪われ・・列車が通り過ぎるとしたたかな日差し。

2019年11月5日   只見線。

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