桑畑の小径。

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秩父の地は、かつてこの桑をとても大切にしていた。

 

蚕のための桑。

夜になるとサワサワと蚕が桑を食む音が一階にいても聞こえてきたそうだ。

 

冬枯れの桑畑のこみち、霜柱が解けていく。

貨物がガッタンガッタン過ぎてゆく。

 

 

1979年12月                 野上~上長瀞。

 

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