谷川岳へ続く道。

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茂倉新道をたどって矢場の頭そして茂倉岳。

蓬沢をつめて蓬峠。

万太郎沢・・・。

たくさんの岳人がこの道を通って谷川へ向かった。

あるいは遭難の報せを伝えるべく駆け下って来た。

 

この先の尾根で風を見たのは遠い昔。

風の固まりは、まるで固形物のようだった。

正直怖かった。

 

 

目印の竹ざおをザックに挿した3人組が通り過ぎた。

話し声を弾ませて。

どうか無事で。

 

 

2010年2月20日                  土樽~土合。

 

「谷川岳へ続く道。」への2件のフィードバック

  1. こん○○は。
    2月21日が最後の冬らしい1日でした。お写真の冴えわたった気配が懐かしく感じる今日この頃です。道床から雪は完全に消えました。
    また呑みましょう!

  2. コダックさん。
    いつもコメントありがとうございます。
    先日は参加できなくて申し訳ありませんでした。
    シーズン終盤ですね。
    落ち着いたら、また是非一献、楽しみにしております。
    百名山の件、山屋としてよくわかります。まさにその通りですね。
    山も登らせていただくもの。「征服」や「落とす」ものではありません。
    そもそも、パイオニアワークの価値が無いものにフロンティアスピリットは
    バリエーションで価値を発揮するものと理解し、それぞれが謙虚にそれに向き合うのが
    懸命であると思います。
    ちょっとくどかったですかね。これまた失礼。

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