8月15日を想う。

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紙切れ一枚で遠く南方や満州に動員され、挙句に国家に見捨てられ、野末のしゃれこうべとなった多くの先人たち。

翼賛の時代、関東軍の暴走。
侵略侵攻された、彼の国々。

紙切れすらなく、突然の日本行き、行ってみたらタコ部屋労働、人間以下の扱い、繰り返される暴力、粗末な食事。
祖国に帰れることなく、日本の野末の土の下となった多くの人々。

アイゴーと叫ぶ彼らの声がそこかしこから聞こえる。

身内の命日でもある15日に、ふと考えた。
平和とは。

夏の青空を仰ぎ、合掌。

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