前日の夕方台風に追いかけられるように名古屋から飯田へ。
飯田で上げ膳据え膳の夜を過ごし翌日当時の記憶を頼りに下道で駒ケ根まで走ってみた。途中の思い出の駅「山吹」。
懐かしい人や街を訪ねて汽車を下りてみても
眼に映るものは時の流れだけ心が砕けてゆく・・・・・。
かつて吉田拓郎が歌った歌詞の通りの光景がそこにはあった。
大切な青春の思い出が壊れていくようで車の中に残した女房には見せなかったが涙が出てきた。
飯田、元善光寺、飯島、上片桐、七久保、田切・・・思い出の場所に立ってみた。台風一過の運休が続く電車の来ない飯田線。
今日に限って言えば電車が来なくてよかったのかもしれない。
2017年10月23日 飯田線 山吹駅。
1983年の飯田線山吹駅。