陽が少しづつ傾いて来た。
ガサゴソ山の中から出てこられてはかなわない。
もう少し居たいのだけれど・・・。
2023年11月8日 水上界隈。
陽が少しづつ傾いて来た。
ガサゴソ山の中から出てこられてはかなわない。
もう少し居たいのだけれど・・・。
2023年11月8日 水上界隈。
まだ少しだけ陽が高いか。それでもつるべ落としの季節、高度は夏の頃と比べたら格段に低くなっている。
この景色を見て白樺の袂で野宿したいと思ったのは最初に此処に来た42年前。あの頃は上州武尊へのメイン登山道口だった此処、そしてその後幾度となくささやかな夜宴を開いた。
厳冬期の2月残雪の4月、新緑の6月そして真夏の月夜、紅葉の10月・・・。
かつて山登りでは残雪の須原尾根から見た尾瀬の山々、扉の壊れた土間むき出しの手小屋沢避難小屋、台風一過の上州武尊縦走・・・。たくさんの想い出が去来する。
やっぱり素敵な場所・・・。
2023年11月8日 水上界隈。
谷川岳ベースプラザから先の一ノ倉沢へ向かう道は10年以上前から一般車通行禁止となっている。
考えてみるともう20年近く一ノ倉そして幽の沢、芝倉沢への道は訪ねていない。
ベースプラザから一ノ倉へ続く午後の陽が傾き始めた国道291号線は素敵な散歩道となっていた。
途中道路わきのブナの木に熊の爪痕を見つけた。
2023年11月8日 水上界隈。
久しぶり、本当に久しぶりに此処に立った。
耕作放棄された田んぼは唯の荒れ地となり見慣れない建物もいくつか建っていた。
当たり前か・・撮影に訪れたのは36年も前の事。それでもその佇まいは時間の流れからすると割り合いと残っているように思えた。
山間の小さな温泉地はある意味開発が進まなかった。
新幹線に取り残された此処水上谷川地域は越後湯沢のようにならなかったのは幸いだったのかどうかは分からないが・・・。
2023年11月8日 水上界隈。
ふらりと車を走らせた。
気が付くと昔から気になっていたところへ。
此処は街道から外れまるで隠れ里のようなところ、四方山に囲われて独特の雰囲気がある。
30年以上前に初めて此処に至る小さな峠を降りるとなぜかドキドキしたことを想い出した。
そんな山奥ではないのに・・・。
2023年10月11日 小川町界隈。
同じ電車しか来ないんだよね、もっともダイヤも持たずに来ているので当たり前か。
しかし列車密度がすごいねぇ、各駅停車はゆうに及ばず貨物もそこそこ来るし。
客レや特急、急行懐かしいなぁ。
2023年8月25日 東北本線。
1975年中学1年の夏休みは正にミヤハマ漬だった。最後のゴナナを追いかけて来る日も来る日も朝から夕方まで運用を追いかけて撮影していたっけ。記録を見ると合間に上越線なんかにも撮影に行ったけど基本ミヤハマ詣でだった。
今日久しぶりに訪ねてみた。誰もいないなぁ。
あちこちウロウロしてみたが想い出が多すぎてあっという間に時間が過ぎる。402だの102、123、122そして6101・・・。ゴナナが駆け抜けていった。いまだにミヤハマのそれら通過時間はしっかりと覚えている。
夏の昼下がり13歳だった自分が汗を流しながら撮影していた。
2023年8月25日 東北本線。
大源太山から昇る陽はやがて大きなオメガカーブに差し込む。
遠くに苗場山を望み田起こし前の残雪が融けた水たまりに青空を映す。
窓下の狭いサッシに片肘をついた君は見ているのだろうか素敵な朝を・・。
素敵な朝を・・・。
2023年4月3日 上越線。
上越線に乗って景色を眺めるのだったら断然東側車窓に限る。
3月の終わり丁度今ぐらいの季節。特急ときの食堂車から眺めた景色は今も昔も変わらない。父親は何かをつまみにビールを飲んで旨そうに煙草を吸っていた。自分はハンバーグを食べたのだったが味は覚えていない。
唯、この景色は覚えている。確実に。
石打辺りから見る金城巻機・・六日町を過ぎると八海駒中の岳・・・。
その頃は名前は分からなかったがその形は覚えている。
今日はまぶたの裏の景色と一緒にいつもの六日町の飲み屋でビールを傾けよう。
2023年4月3日 上越線。
言わずと知れた上田富士。
改めてここいらへん好きだなぁ。親にスキーに連れてきてもらったりわらび狩り来たのは50年以上も前、最初に鉄に来てから45年になるもんなぁ・・・。
去年はオフロードバイクで舞子からドームに上がり奥添地に降りたんだっけ。
春の日差しに映る飯士山・・やっぱり岩原良いよなぁ。
2023年4月3日 上越線。