今日、本を買ってきた。
編集発行元でもある、見附のあさひ印刷所を訪ね、編集にも携わった社長の小川作蔵氏に
お会いして、この「懐かしのトッテツ」を買い求めた。
突然お邪魔したのにもかかわらず、色々とお話をお聞かせ頂き、更にはお茶までご馳走になり
この場を借りて改めて御礼を申し上げたく、また、著書の写真掲載も快くご了解頂き、本当に
ありがとうございました。
田中角栄氏の言う「右肩上がりの上りの時代」。地元の足として、今なお鉄道ファンのみならず
そこに暮らしていた人々の記憶に残る鉄道であったことを誇りに思う。実際自分には写真こそ
無いけれど何度も乗った栃尾鉄道。
優しかったおじいちゃんと上見附から一緒に乗った「トッテツ」
扉を開けっぱなしでガタゴトガタゴト短い鉄橋もゴゥゴゥ走った「トッテツ」
悠久山のはずれ、遠く緑の田んぼの上を音も無くすべる様に走っていた「トッテツ」
上見附駅までの小路だって忘れない。
夏の日のコールタールのにおい、冬の雁木通りの足元、長靴の冷たさも忘れない。
トッテツあぁまた乗ってみたい夢の中でも。
「懐かしのトッテツ」のお問い合わせは
(有)あさひ印刷所
住所 新潟県見附市本町2-15-9
電話 0258-62-3056
旧上見附駅のすぐ近く、廃線を訪ねるかたわらお問い合わせお買い求めください。
2009年9月10日。